なごし

なごし
I
なごし【名越】
京都三条釜座の釜作りの家。 桃山時代の善正は西村道仁とともに天下一を称し, 長男三昌浄味は京都名越家の初代として釜作りのほか方広寺大仏殿の大鐘を鋳造。 次男の家昌は徳川将軍家に招かれ江戸に下り, 江戸名越家を興した。
II
なごし【和し】
(1)なごやかである。 おだやかである。

「にはとりの声などさまざま~・う聞こえたり/蜻蛉(下)」

(2)やわらかである。 柔軟である。

「高麗(コマ)の紙の, はだこまかに~・うなつかしきが/源氏(梅枝)」

III
なごし【夏越し・名越し】
「夏越(ナゴ)しの祓(ハラエ)」の略。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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